新バビロニアとは?成立から滅亡までの3つの歴史を解説!

新バビロニアとは?成立から滅亡までの3つの歴史を解説!

新バビロニア王国は、メソポタミア文明の中でも印象強い時代でした。

特にバビロン捕囚を行ったネブカドネザル2世の時代が全盛期で、彼の時代は旧約聖書にも深く関わっています。

山田花子画像

それ以外の新バビロニアの時代については知らない方も多いかと思います…!

この記事では、

新バビロニア帝国の誕生から滅亡するまでの歴史

について詳しくまとめてみました!

建国の父ナボポラッサル

バビロンは3世紀にわたって、アッシリアへ従属し続けていました。

その頃のアッシリアとバビロニアの関係について詳しく知りたい方は、

こちらの記事をお読み下さい。

また、新アッシリア帝国はあれこれ口実をつけてバビロニアに軍事介入していました。

謎多きナボポラッサル

そこで登場したのが、アッシリアへの反乱の指導者ナボポラッサルだったのです。

彼は、バビロンをアッシリアから解放した英雄です。

また、新バビロニア建国の父でもあります。

彼は、彼自身を

誰でもない者の息子

と碑文に残していて、その素性は未だ謎に包まれています。

ニネヴェの戦いで活躍

彼の生涯は、アッシリアとの争いで始まり終わったと言っても過言ではありません。

全てのバビロニアの都市を支配下には置けませんでしたが、アッシリアには負けませんでした。

事実、ナボポラッサルはメディア王国などと同盟を組み、アッシリアの王都であるニネヴェを攻撃して滅ぼしています。

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これを、ニネヴェの戦いと言います。

そんな「ニネヴェの戦い」を含む新アッシリア帝国の歴史について詳しく知りたい方は、

こちらの記事も併せてお読み下さい。

その後もバビロニアによるアッシリアの征服は続き、ついにアッシリアは滅んでしまうのです。

息子ネブカドネザル2世

アッシリア滅亡後、新バビロニア帝国はシリアパレスチナの制圧に向かいます。

しかし、それら地域の後ろ盾にはアッシリアの残党を支援していたエジプトの存在がありました。

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アッシリア嫌いだからでしょうか。

ナボポラッサルは、当時エジプトの勢力圏にあったシリア西部地域を、

おじいちゃん画像

新バビロニアのものにするぞ!

と決意します。

カルケミシュの戦い

そこで、軍の総裁としてナボポラッサルは息子ネブカドネザルに大軍を与えて派遣させます。

その結果、バビロニア軍を率いるネブカドネザルはエジプトに勝利し、シリアの大半を制圧してしまうのです。

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これが、カルケミシュの戦いです。

しかし、良い事ばかりではありませんでした。

ナボポラッサルの死

エジプトに勝利した同じ年に、父ナボポラッサルは突然死んでしまいます。

そこで急遽、ネブカドネザルは王位を継ぎバビロニア王となるのです。

バビロニアより北方には、メディア国が勢力を持っていました。

そのメディア国の娘とネブカドネザルの政略結婚が成立し、2つの帝国の友好関係が確立されたのです。

ここからは、ネブカドネザル2世としての活躍について詳しく書いた記事があります。

バビロン捕囚・建築事業・バビロンの空中庭園などのネブカドネザル2世の逸話についてさらに詳しく知りたい方は、

こちらの記事をお読み下さい。

その後の新バビロニア王国

ネブカドネザル2世の死後、バビロニアは再び政治的不安に陥ります。

移り変わる後継者

彼の息子は即位してすぐに、ネブカドネザルの娘婿ネリグリッサルに暗殺されてしまいます。

そして、次にネリグリッサルが王となりますが、高齢だったため長く続きませんでした。

次に、ネリグリッサルの息子が即位しますが、その息子とナボニドゥスによるクーデターで倒されてしまいます。

最後のバビロニア王

最後のバビロニア王となったのは、クーデターを起こしたナボニドゥスでした。

彼は王家の人間ではありませんでした。

また、彼は月神シンを信仰していたので、この神をバビロニアの国家神であったマルドゥクの代わりに最高神にてしまいました。

このマルドゥクの方針に、バビロニアの住民の反応は

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いやいや、ありえないっしょ!

となり、特に神官の反感を買ってしまいました。

多神教であるバビロニアの神々についてさらに詳しく知りたい方は、

こちらの記事も参考にしてみて下さい。

この好機を、アケメネス朝ペルシアキュロス2世は逃しませんでした。

彼はこの住民たちの反感を利用して、バビロンに無血入城してしまうのです。

新バビロニアを征服したキュロス2世についてさらに詳しく知りたい方は、

こちらの記事をお読み下さい。

他にもメソポタミア文明には、まだまだ数多くの歴史があります。

メソポタミア文明の歴史をさらに詳しく知りたい方は、

こちらの記事も併せてお読み下さいませ。


参考:『ネブカドネザル2世』・『新バビロニア』・『バビロニア