暗黒時代とは?古代ギリシアの歴史の流れを分かり易く解説!

暗黒時代とは?古代ギリシアの歴史の流れを分かり易く解説!

古代ギリシャで栄えていた文明が、突如として途絶えた期間。

それが、古代ギリシャの「暗黒時代」と呼ばれます。

この時代は謎も多いのですが、分かっていることも多くあります。

世界史ではあまり触れられない古代ギリシャの暗黒時代。

一体どんな暗黒な時代だったのでしょうか?

「暗黒時代」とは?

暗黒時代とは、古代ギリシア

紀元前1200年から紀元前700年頃まで

の間における文字資料に乏しい時代のことを言います。

ミケーネ文明と前古典期(アーカイック期)の間にあたります。

ミケーネ文明とは、暗黒時代の前に栄えていた古代ギリシャの文明です。

ミケーネ文明の他にも、暗黒時代以前の古代ギリシャにはエーゲやミノアという文明が栄えていました。

それら古代文明の特徴について詳しく知りたい方は、

こちらの記事をお読み下さい。

古代ギリシャで繁栄していたミケーネ文明は、地中海東部を取り巻いた大規模な社会変動「前1200年のカタストロフ」をきっかけに崩壊してしまいます。

それまで使われていた文字「線文字B」も使用されなくなり文字資料が乏しくなりました。

この状況は、ギリシャ人とフェニキア人が接触することによりアルファベットが成立して普及するまで続きます。

古代ギリシャの暗黒時代は、たしかにそれ以前やそれ以後の時代と比べて低調な時代ではありましたが、本当の意味での「暗黒」の時代だった訳ではなかったので、

学者画像

暗黒時代と呼ぶなんて不適切だ!

という学者もいました。

なので、最近では「初期鉄器時代」と呼ぶことが一般化しつつあります。

暗黒時代の始まりの原因

前1200年のカタストロフにより、ヒッタイトは崩壊。

そして、エジプト新王国は衰退へと向かうことになりました。

また、古代ギリシャではミケーネ文明が崩壊することとなったのです。

このカタストロフにより、人類は暗黒時代に入り突然姿を消してしまいます。

その時代、一体何があったのでしょうか?

その疑問に答えるため、古代ギリシャの暗黒時代が起きたと言われる3つの説について詳しくまとめてみました!

気になる方はぜひこの記事をお読み下さい。

本当に暗黒時代だった?

古代ギリシャ人が暗黒時代により失ったものもある反面、ギリシャには鉄器がもたらされました。

そして、土器も柄こそ華やかではなかったですが、その種類は増加していました。

紀元前11世紀末にはギリシャも復興して交流が活発化し、人口も増加したと考えられていています。

その証拠に、交流をしていたと思われる文章出土品が次々に発見されています。

そんな古代ギリシャの暗黒時代にあった意外な出来事についてさらに詳しく知りたい方は、

こちらの記事をお読み下さい。

暗黒時代が終わった理由

紀元前8世紀に暗黒時代は、ホメロス叙事詩『イリアス』と『オデュッセイア』が成立すると共に終わりを迎えます。

それ以降になると、暗黒時代を通して受け継がれていたミケーネ文明の要素が再び登場することとなります。

そんな古代ギリシャの暗黒時代が終わった理由について詳しく知りたい方は、

こちらの記事をお読み下さい。

古代ギリシャ文明の時代

紀元前776年に、ギリシャでは初めて文字が使用されました。

古代ギリシャの文献の多くはこの年を基準にしているので、紀元前776年がギリシャの先史時代の終わりであり、有史時代の始まりとなっています。

そして、このポリスを基盤とする古代ギリシャ文明がその後に栄えることになるのです。

その後の古代ギリシャ文明の歴史も含めた、古代ギリシャの歴史についてさらに詳しく知りたい方は、

古代ギリシャとは?〇つの歴史ポイントを簡単にまとめてみた

こちらの記事をお読み下さい。


参考:『暗黒時代 (古代ギリシア)