復活祭に卵(イースター・エッグ)を食べる意味や理由とは?

復活祭に卵(イースター・エッグ)を食べる意味や理由とは?

イースター(復活祭)とは、十字架にかけられて死んだイエス・キリスト三日目に復活したことを記念するお祭りです。

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キリスト教において最も重要なお祭りなんですよ!

そんなイースターについて、より詳しく知りたい方は、

こちらの記事を先にお読み下さい。

ここでは、イースターの日に食べるイースター・エッグについてご紹介して行きたいと思います。

そもそも、何故この日に卵を食べるのか?

そんな理由も分かり易くまとめていますよ!

イースター・エッグとは?

イースター・エッグは、「復活祭の卵」とも呼ばれています。これは、復活祭(イースター)の休日あるいは春を祝うための特別に飾り付けられたニワトリの卵です。

元々は染められたり塗ったりしたゆで卵を使いました。しかし、現代では

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卵アレルギーとかあるしね

という心配から、チョコレートで作られた卵やジェリービーンズなどのキャンディを詰めたプラスチックの卵を使うようになってきました。

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プラスチックの卵には、現金を入れることもあるみたいですよ!

英語圏やドイツでは、これらの卵を「イースター・バニー」というウサギが隠すという昔からのしきたりがあります。イースター・バニーについても詳しく書いた記事があるので、

良ければこちらの記事も参考にしてみて下さい。

さて、復活祭の朝に子供たちは

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どこかなぁ?

と隠された卵を探します。フランスやイタリアでは、ウサギではなく教会の鐘が運んでくれることになっています。

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視覚障害者の子供たちの為に、音を発信する「鳴るイースター・エッグ」もあります!

卵は天気が良ければ屋外に隠され、誰が一番多くの卵を集められるか競争する時もあります。

イースター・エッグの歴史

卵を飾る習わしは、キリスト教やイースター(復活祭)よりもかなり古くから存在しています。卵とウサギは昔から「豊穣」の象徴でした。

ユダヤ教過ぎ越しの祭の正餐(正式な献立料理)では、塩水で味付けをした固ゆで卵が、エルサレムでの新しい命と信仰の象徴として食べられます。

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ユダヤ教の過ぎ越しの祭って何?

と思った方は、

こちらの記事を参考にしてみて下さい。

他にも、中央アジアの新年ノウルーズの象徴的な食卓にも卵は必須です。

イースター・エッグの起源

イースター・エッグの起源には諸説あります。一つには、

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イエス・キリストの復活は赤い卵と同じくらいあり得ないだろう

とある皇帝が言ったためです。

さらに、イースター・エッグの伝統は「四旬節(しじゅんせつ)」の間の節制(断食)の終わりを祝うためです。西方教会では、卵は肉類と同じように見られ、この期間中は卵を食べることが禁止されるのです。

同じように、正教会の節制(断食)期間である「大斎(たいさい)」でも卵は禁食の対象となります。

この節制(断食)期間については、西方教会では四旬節、正教会では大斎と呼ばれます。さらに詳しく内容を知りたい方は、

これらの記事をお読み下さいませ。

マグダラのマリアの贈り物

イースターを祝う時、友だちに赤く染めた卵を贈る根強い伝統があります。この習慣は、イエスに従ったマグダラのマリアという女性に起源があります。

キリストの昇天後、彼女はローマ皇帝の元に向かいました。そして、赤い卵を贈り

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イエス様は天に上げられました

と言ったかは分かりませんが、そのような意味合いをローマ皇帝に示しました。そして、キリスト教を彼に説き始めたのです。卵が意味したものとは、とそこから抜け出すことによって復活する命です。

卵で示される赤は、キリストの血によって世界が救われることを表します。また、キリストの血によって人類が再生することも表しています。

世界のイースター・ゲーム

イギリス北部やブルガリアなどの国々で、卵を使ったこんなゲームがあります。

固ゆでの卵が配られ、個々のプレーヤーは自分の卵を他のプレーヤーの卵にぶつけます。

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俺の卵には何も傷がない。じゃあ、俺の勝ちー♪

と無傷の卵の持ち主が勝者となり、

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ちぇ、じゃあ負けたから俺はこの卵食べるぜ

と敗者は自分の卵を食べます。

アフガニスタンでは、新年を祝ってこのゲームが行われます。

また、アメリカでは野原に卵を散らばして探す「エッグハンティング」大会が行われます。

ここまで、イースター・エッグについて詳しく書いて来ましたが、イースター(復活祭)で食べられる他の料理もイースター・エッグと同じように独特です。その他のイースター料理について詳しく知りたい方は、

こちらの記事も併せてお読み下さい。

参考:イースター・エッグ / イースター・バニー