成人の日は、20歳になったばかりの若者を祝う日本の国民の祝日です。
この日、日本中の若者が着物やスーツを着て、地元の市役所に行き、市長から成人証明書を受け取ります。
その後、友人や家族と一緒にパーティーなどを行います。
この記事では、日本の成人の日について簡単にご紹介します!
成人の日とは?
成人の日とは、日本の国民の祝日の一つです。
ハッピーマンデー制度により、1月の第2月曜日があてられています。
1999年(平成11年)までは1月15日でした。
成人の日の目的
成人の日は国民の祝日に関する法律によれば、以下のことを趣旨としています。
おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます
この日には、各市町村で新成人を招いて成人式が行われます。
そんな成人式についてさらに詳しく知りたい方は、
成人式とは?由来や昔と今の歴史の違いを分かりやすく解説!
成人の日は、法律で定められた成人年齢に達した人を祝う伝統行事です。成人式では、主に女性は着物、男性はスーツという正装で役所を訪れます。そんな成人式についてや歴史、現在の問題について分かりやすく解説してみました!
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本来、成人の日は、前年の成人の日の翌日からその年の成人の日までに誕生日を迎える人を祝う日でした。
ですが、今日では前年の4月2日からその年の4月1日に成人する人を式典参加の対象にする、いわゆる義務教育を受けるべき年齢を対象とする学齢方式が定着するようになっています。
成人の日の歴史
1948年から1999年までは毎年1月15日に成人の日は祝われました。
1月15日としたのは、この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていたことによるようです。
ハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月第2月曜日(その年の1月8日から14日まで)のうち月曜日に該当する日に変更されました。
それと同時に、冬休みが長くなる学校も多くなってきました。
さらに1月8日が第2月曜日となる年には、企業によっては年末年始休暇を1月8日まで延長するケースもあります。
地方などでは帰郷する新成人が参加しやすいように、成人の日の前日の日曜日に成人式を開催する自治体も多いようです。
また、東北地方など雪の多い寒い地域では、夏に行うお盆の時期に開催する自治体も依然として多くあります。
参考:成人の日