ミーノータウロスとは?牛頭の誕生の歴史を分かり易く解説!

ミノタウロスのイラスト

ミーノータウロス(ミノタウロス)という名前を一度は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

ゲームなどでよく出てきますね。

首から上が牛の頭をしていて、首から下は人間という怪物です。

しかし、このミーノータウロスがギリシャ神話の登場人物(怪物?)だったということはご存知でしょうか。

この記事ではギリシャ神話におけるミーノータウロス誕生秘話をご紹介したいと思います。

ちなみにミーノータウロスとよく間違われているケンタウロス上半身が人間下半身が馬のやつです)についての記事もありますので、よろしければそちらもお読みくださいませ。

ミーノータウロス誕生秘話

ミーノータウロスは実はちゃんと人間から生まれていました。

人間から生まれているのに頭は牛?

そんなことが果たして本当に起こりえるのでしょうか。

そこにはこんな物語があったのです。

始まりはとある島の王様でした。

ミーノース王の兄弟喧嘩

むかしむかし、ミーノース王という王様がいました。

しかし、このミーノース王は兄弟と仲が悪く、島をどちらが治めるかについて争いをしていました。

そこで、ミーノース王は海の神であるポセイドーンに祈りました。

海の神ポセイドーンについて知りたい方はどうぞこちらをご覧ください。

メソポタミア(バビロニア)の王様画像

海の神であるポセイドーン様!どうか、私に勝利を与えてください!

すると、ポセイドーンが現れました。

ポセイドン画像

いいぞ。私がお前を支持してやろう。その証拠に白い雄牛を授ける。けれど忘れるな。のちにこの牛を生贄に捧げるのだ

メソポタミア(バビロニア)の王様画像

はい!分かりました!ポセイドーン様、ありがとうございます!

こうしてポセイドーンはミーノース王に一頭の白い雄牛を与えたのです。

美しすぎる雄牛

ポセイドーンから授かった白い雄牛は実に美しい牛でした。

メソポタミア(バビロニア)の王様画像

こんなに美しい雄牛は見たことがない。これを生贄に捧げるには惜しすぎる…

結局、ミーノース王はポセイドーンとの約束を破り、生贄には別の牛を捧げて、白い雄牛を自分の物としてしまいました。

これにはポセイドーンが大激怒。

ポセイドン画像

ふざけんな!ミーノース王、覚えておけよ。絶対に許さないからな!!

こうしてポセイドーンはミーノース王の妃であるパーシパエーに呪いをかけたのでした。

パーシパエーへの呪い

ポセイドーンがパーシパエーにかけた呪いはなんと彼女が白い雄牛に性的な欲望を抱くようにする呪いでした。

パーシパエー画像

あれ、なんだか私、あの雄牛にときめいて仕方ないわ

彼女はだんだんと白い雄牛の虜になっていきました。

パーシパエー画像

なんとかしてあの白い雄牛と一緒になれないかしら?…そうだわ!ダイダロスに頼んでみましょう

こうしてパーシパエーはダイダロスという腕の良い技師に命じて密かに雌牛の模型を作らせました。

パーシパエー画像

この中に私が入って、彼に接近すればいいんだわ!

こうしてパーシパエーは雌牛の模型の中へと入り込み、美しい白い雄牛と交わりました。

人間と牛が交わって生まれた子ども、それがミーノータウロスだったのです。

成長した後のミーノータウロス

こうして人間と牛とのハーフ(?)であるミーノータウロスはこの世に生まれたのですが、成長するにつれて、やはり人間の手にはおえなくなってきました。

ミーノータウロスは暴れることで有名になったのです。

そこでダイダロスがミーノータウロスを幽閉するための迷宮(ラビリンス)を作りました。

そして、後に登場するテーセウス(テセウス)によってミーノータウロスは退治されることになるのです。

その退治される物語はこちらの記事にてご紹介していますので、

どうぞ続きはこちらからご覧ください。


参考:『ミーノータウロス